ヒッグス粒子によって素粒子が質量を獲得するあらすじ
ヒッグス粒子のおかげで,全てのものに質量が生まれた。
はじめ,素粒子には質量がなかった。
そのため,すべての素粒子は光速で飛び回っていた。
ところが,ビッグバンから少し経つと,真空中を「ヒッグス粒子の場」(ヒッグス場)が満たすようになった。
各種の素粒子は,ヒッグス場との相互作用のために「動きにくく」なった。
そして,光速で移動することができなくなり,質量をもつようになった。
これがあらすじ。
ここからは参考リンク。
光について:
ヒッグス粒子ってなあに?
http://irobutsu.a.la9.jp/movingtext/H...
- 電磁波は「光」そのもの。電磁波の波長が4×10^-7mから8×10--7mである時、我々はその電磁波を「光」と呼ぶ
ヒッグス粒子と重力についてです。 だいぶ前に光には質量が無い..
http://q.hatena.ne.jp/1348177679
- 光には質量がないが,重力の影響を受けて曲がって進む。
- 相対論では重力は力というより「時空の曲率」として表現される。光は曲がった時空に沿って進み、光自身も曲がる。(経路はフェルマーの原理に従う)
- ヒッグス場はすべての質量獲得を説明できるわけではない。ニュートリノやヒッグス粒子自身の質量はヒッグス場では説明ができないから。これらについては量子重力理論の完成を待たなければならない
2013年ノーベル物理学賞を受賞したヒッグス粒子に関するおもしろい話
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/1...
- 光の正体である光子は、質量を持っていない。そのため光速より遅くなることがそもそもできない。光が光速度で伝わるのは、光子に質量がないから。
ヒッグス粒子について:
「ヒッグス粒子」とは何かを「雪」で表現するとわかりやすくなる - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20131009-wha...
- 雪面の上を動く物体によって,雪との相互作用の仕方はさまざま。動きやすさも様々。
- 同じように,電子・クオーク・光子などもそれぞれヒッグス場との相互作用の度合いが異なるため,質量が異なってくる。
キッズサイエンティスト【ヒッグス粒子と質量】
http://kids.kek.jp/class/particle/cla...
- 標準理論では、ビッグバン直後には、全ての素粒子が、何の抵抗を受けることもなく真空中を自由に運動できていたと考える。つまり全ての素粒子に質量がなかった時代
- ビッグバンから、10^-13秒過ぎたころに、真空の相転移が起こり、真空がヒッグス粒子の場で満たされてしまった。クォークやレプトンはヒッグス場と反応し、あたかも水の中を泳ぐ魚のごとく、ヒッグス場によるブレーキを受ける
ヒッグス粒子は「質量を与える粒子」? | ヒッグスを解剖する | 宇宙を知る | ILC PROJECT[国際リニアコライダー計画]
http://aaa-sentan.org/ILC/about-physi...
- 質量とは物の動かしにくさ。
- エネルギーを持った「ヒッグス場」が、質量をもっている物が動くのを邪魔している。水飴のようなヒッグス場の中で、物が動こうとしたときに抵抗するイメージを想像すると近い
ヒッグス粒子 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9...
- 1964年にピーター・ヒッグスが提唱
- 2013年3月14日にCERNは、ヒッグス粒子の検出を強く示唆と発表
ヒッグス粒子自身の質量と速度について:
ヒッグス粒子に質量(重さ)は有りますか? ヒッグス粒子の移動..
http://q.hatena.ne.jp/1383171034
Neutral Higgs Boson Pair Production in Standard Model with the Fourth Generation Quarks at LHC という論文
http://ctp.itp.cn/EN/article/download...
- (4)と(5)式で,ヒッグス粒子の速度(velocity of Higgs boson)を定義・使用している
ヒッグス粒子 - 理学のキーワード - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/n...
- ヒッグス粒子自身の質量は,114GeVから約200GeV の間の狭い範囲(1GeV は 109電子ボルトでエネルギー=質量の単位,陽子の質量は約1GeV)
kawabata.pdf
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~ppp...
- ヒッグス粒子の速度分布を仮定して論じている