「消防設備点検資格者」とは,消防設備士とセットで取得したい国家資格

消防設備点検資格者」は,日本消防設備安全センターが実施する資格。

消防設備士とセットで取得したい国家資格だ。

「消防設備点検資格者」に合格すると?

合格すると,消防設備の点検や
報告といった業務ができる。

特種・1種・2種の3パターンがあり,合格率はわりと高い。

試験の実施日は4半期ごとにある。


しかし,同類の資格である消防設備士とはどう違うのか。

そこを調べよう。

「消防設備点検資格者」と「消防設備士」の役立ち方の違い

「消防設備点検資格者」という資格は,どれぐらい役立つのか:

消防設備点検を行う会社について - 就職 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5952270.html

  • 消防設備の点検をするのに,消防設備士の資格は,あれば良いという程度で必須ではない。
  • 「点検資格者」という資格があれば大丈夫。公的に提出する書類も「点検資格者」が点検して製作したものでOK
  • 消防設備の点検を主な業務とした会社は数え切れない程ある。法律により点検と報告が義務付けされてる建物が多いから


「消防設備点検資格者」の資格の有用性は? - BIGLOBEなんでも相談室
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa809585...

  • 就職後の実際の業務は,ビルメンテナンスが多めで,点検だけして実施するのは業者に任せるという感じ
  • 上位資格である消防設備士・甲種があるのが理想だが,それらをすべて取得するには時間もお金もかかる。
    • 比べて,消防点検は1種と2種で1-7類までカバーしてくれる。(コストパフォーマンスがよい)。甲種の予備知識としてもいい


消防設備点検資格者と、消防設備士の違いについておしえてください。 よろしくお願...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...

  • 消防設備点検資格者は、消防用設備等の点検のみ
  • 消防設備士は、消防用設備等の工事・整備と点検の両方

公式サイトは何と述べているか

公式のセンターのページ:

消防設備点検資格者講習:日本消防設備安全センター
http://www.fesc.or.jp/jukou/setsubi/

  • 消防用設備等の点検は, 非常に高度で専門的な知識と技術を必要とする。発行している免状の種類は:
    • 特種(特殊消防用設備等)
    • 第1種(主に機械系統の設備)
    • 第2種(主に電気系統の設備)
  • これらの講習を全国各地で実施し、修了テストの合格者には免状を交付。
  • 消防用設備等は、技術的にも法制的にも逐次変化し改正されるので、最新の知識を得るために5年ごとに再講習を受講する義務がある

要するに,点検が専門ということ

要は,点検に特化しているということだ。

そして,消防設備士みたいに細かい区分が無い,というのが特徴。


消防設備士のほうは,例えば下記のような区分ごとにそれぞれ,勉強と取得を繰り返す必要がある。

消防設備士・甲4を独学で取得するためのテキストや,実技の難易度情報
http://study-guide.hatenablog.jp/entry/20131217/p2


消防設備士・乙6を独学で取得するための勉強方法や参考書,実技の難易度
http://study-guide.hatenablog.jp/entry/20131204/p1

受講資格は?

この資格「消防設備点検資格者」の受講資格について:

消防設備点検資格者の資格について仕事内容や年収、難易度や試験対策 | Skill Style
http://skill-style.com/license/doboku...

  • この資格があれば消防設備の点検を業者に依頼する必要がなくなり、自分で点検でき、業者に依頼する分の費用が削減できる
  • 消防整備の仕事に就かなくても消防設備を販売する会社などに就職した場合,商談を行う時に消防設備に関する知識が豊富であれば、商談をスムーズに行えるというメリットも。
  • 難易度。受講と修了試験を受けるだけで取れるため合格率90%以上
    • 講習を受けるだけとはいえ受講資格が厳しく,甲乙種消防設備士や電気工事士、建築士、技術士、電気主任技術者など多くの資格が対象


消防設備点検資格者 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%8...

  • 受講資格。たとえば大学で電気や機械を専攻して卒業したとかも含まれる。
    • でもたいていは,甲種又は乙種の消防設備士,または第1種又は第2種電気工事士を取ってから,というルート。

この資格の専用の参考書は販売されておらず,センターで講習の際にテキストをもらう。

しかし,消防設備の一般的な知識は役に立つ。