ファインマンとディラックによる,量子電磁力学(QED)の講義動画。有名な物理学者の生レクチャーをYoutubeで見よう!

ファインマンとディラックによる,量子電磁力学(QED)のレクチャー動画。

歴史に残る有名な物理学者の生講義を,Youtubeで視聴できる。


ファインマンによるQEDの講義動画

Richard Feynman本人による,量子電気力学の講義。


ファインマンは1965年に,朝永振一郎とともにノーベル賞を受賞している。

受賞理由はQED(量子電磁力学)の発展に大きく寄与したことによる。


その業績と理論に基づいて,ここでは光子と電子の相互作用について板書を交えてレクチャーしている。

ディラックによる講義動画

ディラックは,電磁場の量子化に始めて成功した人だ。

それだけでなく,ディラックはファインマンともつながりが深い。


例えば,ファインマンが経路積分を編み出したのは,P.A.M.ディラックの著書から得た着想による。

ファインマンは「第二のディラック」とすら呼ばれたことがある。


また,ディラックを教えたのはパウリである。

量子論の歴史には パウリ→ディラック→ファインマン というつながりがある。


この動画は,1975年のニュージーランドでの講義の様子。

ビデオの画質は非常に悪い。

しかしディラック本人による生講義であり,QEDに関するレクチャーを含む。

Dirac Lecture 1 (of 4) - Quantum Mechanics - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=vwYs8...

  • 2013/01/27 に公開, by Richard Smythe


Dirac Lecture 2 (of 4) - Quantum Electrodynamics - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mTGen...

  • 2013/01/28 に公開, by Richard Smythe


Dirac Lecture 3 (of 4) - Magnetic Monopoles - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QmBng...

  • 2013/01/28 に公開, by Richard Smythe


Dirac Lecture 4 (of 4) - Does 'G' vary? (Large Numbers Hypothesis) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=P174L...

  • 2013/01/31 に公開, by Richard Smythe



小さな重さの単位の具体例。1ミリグラムは塩10粒,1マイクログラムは砂粒,1ナノグラムは細胞一つの重量と同じ

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「ミリグラム」「ナノグラム」などの小さな重量の単位を,身近な具体例で表してみよう。

具体的にどれぐらいの重さなのかイメージしやすくなる。

  • (1) 1グラム・・・1円玉1つ分の重さ
  • (2) 1ミリグラム・・・塩10つぶの重さ
  • (3) 1マイクログラム・・・砂粒の重さよりも小さい
  • (4) 1ナノグラム・・・人体の細胞1つの重さ
  • (5) 1ピコグラム・・・ダイオキシンを計るための重さの単位

(1) 1グラム・・・1円玉1つ分の重さ

「1グラム」の代表は,1円玉。

法律で正確に1グラムと決まっている。


1円玉を千枚集めると,1キログラムになる。

1円玉を千分割すると,1ミリグラムになる。


なお,お米が50~100つぶで1グラムほど。

米粒をつかって例えた場合,1円玉のような正確さは無いが。

1円玉 - 知泉Wiki
http://www.tisen.jp/tisenwiki/?1%B1%D...

  • アルミ1円硬貨の重さは1グラムと言うのは有名だが「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」に基づいて、制令で1グラムと決まっている。
  • 1円玉の重さは1グラムなので、1万円分だと約10キロになるので、お持ち帰りの場合は大荷物になる。
  • 一円玉の製造コストは2円。当然、割に合わない。


一円玉は本当に1gですか? - 一円玉は1gぴったりになるよう設計されるのです...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/...

  • 電子天秤で計ったら、「1.00g」

(2) 1ミリグラム・・・塩10つぶの重さ

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